THE POLICE再結成を観に行ってきました!父の仕事の関係にあやかり、プレミアム席で…!!
私にとってポリスはリアルタイムではないので『ポリス=スティングのいたバンド』という認識で、今回の再結成公演も前々から楽しみにしていた、とかではなくまさに棚ボタで行けたわけですが、凄かったです。やっぱり。「史上最強のスリーピースバンド」でした。世界的に「スゴイ」と言われている人は、やっぱり本当に凄かった。
ドラムのスチュワート・コープランドは顔の長さだけは昔のままで、ステージに出てきたその姿はさながら『大学助教授の休日』。
「普段机に向かってばかりだから、たまには運動しなきゃなー」と、慣れないスポーツウェアに身を包んでみました、と言った出で立ち。とてもインテリ風の素敵なオジサマでした。
ギターのアンディ・サマーズは昔の写真を見ると非常に『UK美少年バンドマン』て感じなのに、すっかりお年を召しておられました。
加えて「何故、晴れの舞台にそれを?」というような、魚の小骨を模したような柄のシャツをお召しになっておりました。でもプレイやステージングは凄いパワフルで、そのギャップにだんだん引き込まれていきました。骨柄のシャツも、イカして見えてきました。
そしてスティングは、穴あきタンクトップで鍛え抜かれた肉体を惜しみなくさらしておりました。いや、ほんっと、体型も崩れていないし、なにより声がめっちゃくちゃ出るんです!もはや神々しかったです。生スティングだ!というだけで。いつもベーマガで見ていたあのボロボロのベース弾いてる!みたいな次元です。すんごくかっこよかったです。おでこはめっちゃ広いけど、人間そんなこと関係ないのですね。
私はよく人から「ベース弾きながら歌ってすごいね」というようなお言葉を掛けて頂くのですが、はっきり言って歌う時は大したベースは弾いていないのです。心のどこかでやはりベースを弾きながら歌うということに勝手に限界を感じ、簡単なアレンジをしているのだと思います。しかし、スティングは本当に凄かった!!私のベースボーカルの概念をぶち壊してくれました。歌い手としてもベーシストとしても素晴らしかった。本当に良いものを観させてもらいました。
ちなみに27年前の来日公演にとても感動したという、スティングと同い年の父は隣の席でノリノリでした。あんなノリノリな父は初めて観ました。
余談ですが、オープニングアクトで『FICTION PLANE』というポリスと同じ編成のバンドが出たのですが、噂によるとベースボーカルはスティングの息子らしい。私と父は「禿上がり方が似てるからきっとそうだ」とか「声も高音がそっくりだからきっとそうだ」「まるでスティングをちょっと下手にしたような感じだ」とか勝手なことを言い合い勝手に彼をスティングの息子だと決めつけたのですが、果たして本当にそうだったのでしょうか。違ったらごめんなさい。
曲はポリスとは似ていなく今風UKロックという感じで、とてもいいバンドでした。10月にまた来日するらしいので、そしたら行きたいなぁ。
長くなりましたがほんと良かったポリス!!
ちなみに14日のチケットはまだ完売していないとの話ですよ。気になる方は是非。