あー昨日は面白かった。
お昼過ぎに夏仕様の髪を秋仕様にすべく、恵比寿のclefへ。
最寄駅の改札を入ると、見慣れぬ光景が。
敬老の日だからだと思うのだけど、突然そこに簡易花屋が出現していました。
完全に個人の仕業っぽいけど駅員さんの目の届くところだし、
ほんとに何だったんだろう?
何十年も利用してる駅だけど、こんなの初めて見ました。
なんか、外国みたいで、いいなと思った。
見慣れぬ光景に立ち止まる人も多かったみたい。
私はこれから出掛けるからお花買えなかったけど
帰り道に遭遇してたら買っちゃってたな。
夜は渋谷屋根裏へSTAnを観に行く予定で、美容院は16時半には終了。
結構時間があるなぁと思いつつ、今はHMV無き渋谷で時間を潰す気になれず、恵比寿でブラブラすることに。
恵比寿の駅ビル構内にすぐに靴を直してくれる一角を発見。
ふと見たらボロボロのブーツのかかと。
「これ、すぐ直りますか?」って訊いたら15分くらいで直してくれました。
お値段は1600円。底がすり減ってしまったお気に入りの靴、
直すとすごく嬉しい気持ちになれますよ。
CD屋やら本屋やらブラ恵比寿してると、お腹が空いてきたのでチェーン店のカフェに行きました。
窓際のカウンター席に座ると、なにやら右方向から違和感…。そこには、60代後半と思しき黄色のジャケットを着た女性(以下60代女性)と、私と同じ年の頃と思われる女性(以下アラサー女性)、しかし親子ではない、が、何故かアイスコーヒーLサイズを半分こしている。水を飲む用のコップを用いて。
ここから始まった違和感は、ここに留まらなかったのであります。
60代女性「これが例の物ですので、毎朝起きた時に磨いてください」
横目でその『例の物』を見やると、何かがティシューにくるまれた、
テルテル坊主状のものが。
おそらくアラサー女性は、明日から毎日そのテルテル坊主の中身を磨くのであろう。一体、なんのために…!
60代女性「ではここに、貴方と相手の名前を書いてくださいね。強く念じながら書いてください。」
どうやらこのアラサー女性、想い人と結ばれる為に、この黄色60代女性に願を託している真っ最中のようなのです。
使ってるボールペンが明らかにお店から借りたサン○ルクのステッカーベタベタなボールペンなのは願い事には影響しないかな?大丈夫かな?と思いながら、
成り行きを見守る三十路女子(私)。
60代女性「ではこれを、○○山に送ります。そこでは選ばれし5人が3日間滝に打たれ、貴方の願いを来年の6日まで背負います。」
え、滝…?
60代「30日の12時から、今月は滝に打たれます。」
バ、バイトかよっ
そしてアラサー女性が60代女性に一万円を支払った!!
60代「全国でもこれを受けられるのは決まった人だけなのよ。代議士さんやお医者さん…」
わー、あやしさ満点ー。アラサー女子も気づいてー。恋は盲目と言えどー。
私の思いが通じたのかアラサー女子が訊いた。
「あの、これ本当に効くんでしょうか…」
すると60代女性が一喝。
「疑った時点で、願は叶えられませんよっ!信じることですっ!」
黄色のジャケット着た人にこう一喝されちゃあ、もう返す言葉もないですね。
さらに女性は続けます。
「物凄い大物もこれを受けているの…今は亡くなってるから言ってしまうけど、裕次郎や美空ひばり…」
ほ、ほんとかよっ
「あと、なんか歌舞伎の人…」
曖昧だなっっ
あと少しで三村になってしまいそうだったけどここで私にタイムリミットが。
このやり取りの先は気になるけどSTAnに向かうため席を立ちました。
最後にこんな言葉が聞こえてきました。
60「このことは他言無用ですよ!知られた時点で願いが叶わなくなってしまいますから!!」
おばちゃん!私に丸聞こえだよっ!!それはいいの??
せめて彼女の思いが通じますようにと、私は滝には打たれないけど薄く毎日思うことにします。今頃、彼女あのテルテル坊主状の中身を磨いてるんかな、と思いながら。
とりあえず今回はここまで。
起きたら続き書きまーす。