SCARLET3年振りのオリジナルアルバムいよいよ発売です!
1,melt away
これはツインボーカルなのに洋ちゃんひとりが歌詞を書く、という初めての作詞法に挑戦した曲です(挑戦したのは洋ちゃんですが)。でも、人が作った歌詞って歌うの難しいね!純粋に歌詞を生業にしてる人ってすごいな、とおもいましたよ!
曲としては非常にSCARLETっぽい曲なんじゃないかなぁとおもいます。
2,マーメイド
これは3人それぞれの「らしさ」で成り立ってる曲ですね。ギターは洋ちゃん「らしい」し、
ドラムはつとむくん「らしい」し、ベースとメロはわたし「らしい」。
歌詞に関してはこれは完全にタイトル先です。テーマを人魚姫にしよう!
って思ってからは速かったです。
MV監督は浅井健一さんのツアーの時に撮ってもらっていた岩佐篤樹さんという元々はカメラマンの方で、お付き合いも長いしわたしの良い角度も分かっているので、
本当に綺麗に撮ってもらえて感激です。
3,くだらない奇跡
これは最後の最後までベースアレンジ悩んで、最初はもうちょっと弾きまくってたんですけど、どうにも曲にまとまりが生まれなくて、ベース変えたらスッとまとまったんですよ
これが。「ベースって重要なんだなぁーー!!」と思いました。
我ながらもっとはやく気づいてほしいものです。
2サビと3サビのハモが違うところがお気に入りです。
4,IDOL
この曲はもともと違う歌詞でライブでも演奏してレコーディングも済んでた曲なのですが、いろいろあって今回姿を変え、アルバム収録に至りました。
この歌詞も「今回アルバムに『IDOL』って曲を入れたい!」という気持ちが
先にあり書けた曲です。
本当のアイドルじゃなくても、自分にとってのアイドルがいるかどうかって
大事だと思います。
5,marriage song
ありがちですが友達が結婚するにあたり書いた曲です。
友達はバンドマンの新郎の方なのですが、お嫁さんの立場の曲を書いてみました。
歌ってると幸せな気持ちになれるので好きです。
6,アーバンライフ
この曲は三年前に作った曲です。
SCARLETは3人とも東京生まれ東京育ちで、想いを馳せるべき故郷がありません。
そういうバンドが東京の曲を演ってみると、どうなるかなーという実験を試みた曲です。
自分的には声のキーが低い曲というのが珍しく、そういう意味でも実験的な一曲です。
7,SUMMER GLIDER
この曲は19歳の時に作っていた曲のリメイクです。当時からわりと気に入っていて
いつか演れないかなー、と思っていたので、今回アルバム収録に至ってうれしいです。
若さゆえの「死ぬ気になればどんなことも受け止められるようになるのかな」という歌詞が印象的で、敢えて書き変えずに臨みました。間奏とソロ部分のギターが好きです。
8,12月の彼女
この曲はメロと歌詞が一緒に出てきた、言わば作曲法としては理想的な一曲です。
ドラマの台本を書くような感覚で作詞しました。
主人公の女の子は推定27、8歳で妻子持ちの男性に恋をしていて…身長は166cmと
ちょっと高め…等、歌詞じゃない部分がどんどん浮かんで一気に書き上げました。
ギターも「リフをジングルベルっぽくして!」と頼んで、
この時期に聴いてほしい曲に仕上がりました。
9,アフターダーク
珍しいアコギ曲です。曲調も内容もカラッとしていて、
いまだから演れる曲という感じです。
洋ちゃんがソロ弾き語りの時にTAKESIのドラムのミノルさんとふたりでライブしたことがあり、ハモりはミノルさんがやってたやつをそのまんま使わせてもらいました!
この場を借りて、ミノルさんありがとー。
10,愛してる
この曲は勝手にこのアルバムのテーマソングだと思っていて、
アルバムタイトルもこの曲からイメージして付けたものです。
「誰かのこと想う あなたが僕に笑う 愛してる」という一節は恋をしたことがある大体の人が経験したことのあるシュチュエーションなんじゃないでしょうか。
洋ちゃんよくこんな歌詞書けたなー。
11,music
アルバム最後の曲にふさわしい曲だと思います。ライブでも映える曲です。
結局音楽って最高だよねー。大体どんな時も音楽聴いてるもんね。
うれしいときもかなしいときも。
最後に。
10年選手のSCARLETが初めて無理せず自然体で作れたアルバムだと思います。
皆様の生活の一部に入り込めたらしあわせです!
ぜひ聴いてください。よろしくお願いします!